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KATO用室内灯をプリント基板化(補足)
 アイロンによるトナー転写は何度も失敗した。なかなか世のサイトの成功例のように濃く転写できなかった。温度か? 手順か? コピー機か?といろいろ試したが、結局温度が高すぎたようだ。

 世のサイトの情報では160℃が適温との情報が多いが、これはモノクロレーザープリンタを前提にしているようだ。カラー機のトナーは定着温度が低いらしく、更に省エネのため、年々定着温度を下げる傾向にあるらしい。2chの自作基板スレに120℃での成功報告が多数上がっていたのが突破口になった。
 うちの古いアイロンでは「低3(シルク)」が適温のようだ。

 エッチング液は通常の塩化第二鉄水溶液ではなく、こちら(akira_youの私見さんのところ家庭にあるものでエッチングをする(クエン酸でエッチング))で紹介されている方法を試してみた。
 3%オキシドール50ml位にクエン酸を10g、塩を2gくらい。ジップロックに基板と一緒に入れて、時々揉んだり向きを変えたりして30分で普通にエッチングできた。

 オキシドール(消毒用)もクエン酸(ポット洗浄用)も百均で手に入るのが良いところ。

 エッチング後のトナー落としは、1000番耐水ペーパーで十分だった。ややこしい強力な薬品はいらない。
by r34_gtt | 2011-07-04 00:18 | 活動(鉄) | Comments(2)
Commented by akira_you at 2011-07-04 15:59 x
トナー落としは100均でうっているような、安い除光液(マニキュア落とし)でいけますよ。 やすものは主成分がアセトンなんで。
Commented by r34_gtt at 2011-07-04 22:50
akira_youさんこんばんは。はじめまして。

アセトンの類でトナーが落とせることは知っていたのですが、幼児が家におりますので、できれば有機溶剤は使いたくなかったのです。
そういう意味で結構な劇薬である塩化第二鉄を使わないエッチング方法は非常に助かりました。重ねてありがとうございました。


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