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ネオリューブ(その2)
 ネオリューブについてググったところ、販売元のPBLNeolubeのページに行き当たりました。説明をざっくり訳すと
 ・ネオリューブは塗料ではない。化学黒染めでもない。
 ・乾燥すると触れても無害な“鉄に似た(Steel-Like)”見た目になる。塗った後、やわらかい布で磨くとより鉄に似た風合いになる。
 ・こすると落ちるが、上塗りすることで簡単に塗りなおせる。
 ・ただ一つの注意点として、こぼすなw
 ・適用箇所 機関車の動作部分、(蒸気機関車の)ロッドやバルブギア、車輪、カプラーなど
 ・電気を通すので、絶縁が必要なところには塗るな。

 さらに、もともとネオリューブは汎用の潤滑剤であるようで、Neolube使ったことある?という海の向こうの掲示板の記事があったりして、その画像では“Neolube No.2”というのが使われています。Neolube No.2でググるとこんなページが出てきます。
 ・Neolube No.2はイソプロパノール(IPA)に炭素微粒子と熱可塑性樹脂を加えたものだ。
 ・乾燥すると潤滑性の高い、光沢のある、純粋な炭素の膜を形成する。
 ・原子力発電所でも使われている(それはあまり関係ないのでは…w)

 やはりネオリューブは炭素系の潤滑剤ということでコンタクトZの仲間ですね。コンタクトZも重宝しますが、ネオリューブは筆で塗れるところが非常に便利です。
 ネオリューブ結構気に入っちゃったので、もっといろんな車両に使ってみました。
ネオリューブ(その2)_a0008202_21121773.jpg
 車輪が丸見えなTR41台車では特に効果的です。こうやって画像で見るとムラが気になりますが、肉眼ではあまり気にならないのが不思議です。
ネオリューブ(その2)_a0008202_21143856.jpg
 客車では車輪と外から見える部分の集電板に塗ってみました。見た目の向上と共に、室内灯のちらつきが劇的に減りました。どのくらい違うかと言うと、手で客車を勢い良く押すと調子の良い車両でもいくらかはちらつくものですが、ネオリューブを塗った後ではほとんどちらつきません。集電板はKATOの車両でちょっと目立つマイナスポイントですが、筆でちょいちょいと塗れば目立たなくなるのはありがたいです。
 imonで2310円。ちょっと高いけど買う価値はあると個人的に考えます。
by r34_gtt | 2007-03-19 21:48 | 活動(鉄) | Comments(6)
Commented by i-qss at 2007-03-20 21:38
へ~、この塗料?スゴイですね。
かなり気になりましたので、取り寄せてみます。(^_^)
Commented by r34_gtt at 2007-03-20 22:27
i-qssさんこんばんは~
手軽に使える割に、見た目も接触改善にもなかなか使えるものでした。値段がこれでもう少し安ければ… もともとはそんなに高くないものなのですが、テロ対策のカラミとかで、可燃物専用の特殊な取り扱いで値段が高くなる(と製品のパッケージに書いてありました)
Commented by SSEちょうだい at 2007-03-21 11:30 x
こんにちは、ネオリューブ私も以前他のサイトの方が使用されていたので興味を持っていたのですが、塗るだけで通電性向上、黒染&潤滑剤
、優れものですネ
レポートを参考に早速使ってみます。
SLが多いのできっとヤミつきになるでしょう(笑)
Commented by che-ro at 2007-03-21 20:38
r34_gtt さんへ
2枚目の写真は、グリーン席搭載の、車両ですね。
Commented by r34_gtt at 2007-03-21 23:23
>SSEちょうだいさん
なかなか、思っていたより優れものでしたよ。入手性が悪いのとやや高価なのがマイナス点でしょうか。SLだと銀色に光ってるよりも黒光りが似合う部分が多いので、いろいろ試せると思います。

>che-roさん
2枚目の写真はお座敷客車スロ81系ふれあいです。
Commented by 五十嵐良雄 at 2015-09-06 17:23 x
皆様の意見を興味深く拝見し、ネオリューブは苦労の末に8月から輸入販売を始めました。
2オンス入りの容器で日本全国に発送可能です。勿論製品は米国のP.B.L.社が長年使用しているものです。商品は上記の会社が在庫販売してます。
FAX番号03-5328-2531.メールアドレスwts@western-tsusho.co.jp.


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