最近本当に暑いですね。7月なのにもう夏バテです。鉄模をいじる気にもなれません。
だから。というわけではないですが、最近
秋月で手に入れた
10W+10WステレオD級アンプモジュール(USBI/F付き)をいじることにしました。
このモジュールはAPPLE社由来のものらしく、小改造でUSBサウンドデバイス+パワーアンプになるものですが、そのパワーアンプはTA1101BというTRIPATH社のデジタルアンプが載っているのです。TRIPATH社のデジタルアンプICは省電力・高効率(8Ωスピーカー10W出力のときに88%)で、しかもかなりの高音質を発揮することで知られており、一度使ってみたかったのです。
USBサウンドデバイス部分はともかく、普通の入力を持つアンプとして使いたかったので、小改造をほどこします。具体的には電源12V化、5V電源からの昇圧回路撤去などです。これは下記のサイトの内容をまねさせていただきました。
RUUの不定期日記さんのところ
USBオーディオアンプ基板
USBオーディオアンプ基板 改造その1
USBオーディオアンプ基板 改造その2
追伸:この後、
PC総合研究所さんのところの
USBオーディオアダプタ(1)を参考にしてチョークコイル脇にSBD(秋月で買ってあった
1S10を使用)を追加しました。
まぁ、まずはバラックで動作確認ということで、手持ちの適当な部品をツギハギして形にしてみました。
電源はDECのマークが入ったスイッチングACアダプタ(11V, 2.73A)、ACアダプタジャック、50円(wの値札つきのスピーカー出力端子などすべて手持ちの部品で、まだ電源平滑コンデンサの追加さえしていません。
これをPCのヘッドホン出力、ミニコンポのスピーカーにつないで音を出してみましたが、哀れな姿に似つかわしくないクリアな音がします。この貧弱な環境にしては驚くくらいの音と言っても過言ではないでしょう。しばらく鳴らしっぱなしにしていましたが、アンプICは放熱板もついていないのにほとんど熱くならず、おそろしい効率の良さです。ミニコンポの待機電流でおつりがきそうですw
これは良いおもちゃを手に入れました。USBサウンドデバイスを生かしてPCの音楽環境に使うもよし、単体アンプとしてTVやiPodの類と組み合わせても面白いし、切り替えて両用にすることもできます。まずは適当なケースを探してきて入れてみたいと思います。
この後ケースに入れてパワーアンプ?として使えるようにしました。
デジタルアンプ TA1101Bモジュールをいじる(2)