<   2011年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧
KATO LED室内灯クリアを試す(2):常点灯対応改造
 常点灯対応改造のために、回路と基板パターンを見てみます。
a0008202_14225671.jpg

 まず回路ですが、私の自作室内灯(CRD版)からコンデンサを抜いた上図の回路のようです。これを常点灯対応するには、図中で説明しているようにコンデンサを追加します。
 旧室内灯ではこんなに簡単にできなかった(電流制限抵抗がブリッジダイオードの入力側についた回路だったため)ので、嬉しい変更ですね。

 次に基板のパターンを見て、コンデンサ追加に適切な場所を探しましたが、あまりいい場所がありません。しかたなく、下のような配置にしました。
a0008202_14224762.jpg

 上のように、LED脇のレジスト(黒い塗料)をカッターで剥がし、そこと型番の11211の"2"のあたりをまたいでチップセラミックコンデンサ16V 1uF(秋月で購入)をはんだ付けします。そして、"2"のあたりと、上のほうの0Ω抵抗の片方にジャンパを飛ばしました。
a0008202_14262018.jpg
(クリックすると大きくなります)

 コンデンサ追加前後で、同一条件で明るさを比較したのがこちらです(上が改造後、下が改造前)。TOMIX Operation Unit-CLで、スロットルつまみは全閉、常点灯つまみは真ん中くらい(デューティ10%程度)です。簡単な工作で常点灯対応することができました。

 全体的に見て、そんなに値段が上がった訳でもないし、常点灯対応改造も容易だし、電圧制御パワーパックでも低電圧から明るいし、照明のムラも少ないし、良い製品ではないでしょうか。
 ウチに導入することはないですが、この照明板だけ欲しいなぁ…
[PR]
by r34_gtt | 2011-10-09 14:28 | 活動(鉄) | Comments(2)
KATO LED室内灯クリア を試す(1):特性
 かなり久々の鉄ネタですね。久々の鉄ネタは、LEDオタ(そんなものになるつもりは無かったのだがw)としては外せない、KATOの新製品“11-211 LED室内灯クリア”です。

 「従来製品より明るい」とか「ムラが少ない」とかは他のサイトで紹介されているので、このblogはこのblogらしく、どのような回路になっているのか、どのような特性なのかを中心に見ていきたいと思います。
a0008202_016312.jpg
(クリックすると大きくなります)

 まず基板を一見して目に付くのが、明らかに“11-209 白色室内灯”(以下“旧室内灯”)(右)と基板パターンも使用部品も異なることです。“11-211 LED室内灯クリア”(以下“新室内灯”)(左)の基板の左のほうに配置されているのは、どうもチップCRDのようです(その後いろいろ試してやっと鮮明にマーキングを撮ることができました。18mA CRDのS-183Tでした)。LEDも異なるようですね。
a0008202_15252392.jpg

 地味な話ですが、基板が黒くなったのも改善点です。旧室内灯ではライトユニットの周囲の光がオレンジ色になってしまっていましたからね。

 では早速ですが電圧制御パワーパックで電圧-電流の特性を測ってみます。比較対象として、LEDドライバBCR401Wを使用した自作品(図中“BCR401W”)、CRDを使用した自作品(図中“CRD”)、KATOの旧室内灯(図中“KATO(旧)”)、そしてKATOの新室内灯(図中“KATO(新)”)です。
a0008202_0345845.jpg
(クリックすると大きくなります)

 うちのCRDを使用した自作品と新室内灯は特性が似ていることが判ります。やはりCRDを使用しているようです。使用している整流ダイオードやCRDの違いで特性の差が出ているようです。
 一方、ついでに見てみた旧室内灯は抵抗による電流制限のため、電圧-電流が比例関係に近いです。

 しかしながら、KATOの室内灯はTOMIXの常点灯にちゃんと対応しているわけではありません。まあコンデンサを1個付ければいいだけですが、旧室内灯では回路の都合上、かなり面倒なことになっていました。
 新室内灯ではどうでしょうか? それは次回に。
[PR]
by r34_gtt | 2011-10-07 00:00 | 活動(鉄) | Comments(0)