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KATO車両ケースのラベル(とフォント)を作る
車両ケースのラベルが剥がれたり傷んているものが多くなってきたので、ラベル作りをやっていました。
KATO車両ケースのラベル(とフォント)を作る_a0008202_23262794.jpg
いつも背表紙はコクヨのVHSテープ用ラベルシール『タイ-6250-W』を使います。これはラベル一枚一枚の間にスペースがあるので、ラベルに色付けする時に少しくらいズレても白残りしません(ラベルがあるはずの場所より広めに緑を塗る)。今回は表表紙用(こちらはフリーラベルシール想定)も対応することにしました。ついでに小さいブックケース用も作りました。
KATO車両ケースのラベル(とフォント)を作る_a0008202_23264506.jpg
専用のラベルシール用ソフトもありますが、自由度を高めるためにExcelを使います。
雰囲気を似せるためにはフォントが効きますが、半角英数字はフリーで改変可の似ているフォント"League Gothic"を見つけたので、ハイフンと1, 2, RをいじってKATOケースのフォント風にしました。
Excelテンプレートとフォントを合わせてGithubにて公開しているので、興味のある方はダウンロードしてみてください。





# by r34_gtt | 2023-12-02 23:29 | 活動(鉄) | Comments(2)
KATOカプラーNの自然開放防止
突然復活するブログw趣味の鉄模は細々と続けているのですが、最近思いついてやってみたことで中々効果があったのがタイトルの"KATOカプラーNの自然開放防止"なので書いてみます。
KATOカプラーNの自然開放防止_a0008202_22543821.jpg
KATOカプラーNを利用される方なら経験されることでしょうが、自然に開放してしまうことが多いですよね。
昔から比べたら様々なカプラーがでていますが、低コストと連結・解放の容易さのために、KATOカプラーNを利用するシチュエーションもまだまだあると思います。特に両数の多い貨物列車ではなかなか便利なのですが、自然開放してしまうのをなんとかしてみたいと思っていました。
要件をまとめると、
 ・自然に開放するのを極力減らしたい
 ・(両数が多いので)加工は簡単で車両を分解しなくてもできることが望ましい
 ・(両数が多いので)加工コストが小さいことが望ましい
というところでしょうか。


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# by r34_gtt | 2023-12-02 22:56 | 活動(鉄) | Comments(0)
ネオリューブの代用品見つけた
 車輪などを手軽に黒染め風にできるケミカルとして知られているネオリューブですが、ここ何年も流通しておらず買えない状況でした。最近、数年ぶりに買えるようになったようですが、30mlで6千円とかなりの値上がり。
 幸い、うちには以前に買ったものがまだ残っていますが、この不安定な入荷状況も値段も気に入らないので代用品を探してみました。まあネオリューブはMILに準拠したものなので、成分はグラファイトと分散・定着材(とIPA)でその割合もわかっている。似たものを探して見つけたのがファインケミカルジャパングラファイトスプレーでした。

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# by r34_gtt | 2017-02-11 15:10 | 活動(鉄) | Comments(0)
lpc1114+mbedで作るTOMIX 5001ニューパワーユニット風PWMパワーパック(1)
 「最近のいわたさん」の所で何か触発されて、いにしえのTOMIX 5001 ニューパワーユニットのような左右につまみを回すだけで前後進するパワーパックを作ってみたくなった。

 もちろんmbedベースのPWM制御に。ということで先に作ったmbed習作のパワーパックをベースにして改造してしまう。使ってなかったしw
 * * *
 5001のようなパワーパックをマイコンで作り出す方法はいろいろ考えられるが、まずは肝心のボリュームをどうするか?という問題がある。

 オーディオアンプのバランスボリュームに使われているようなMNカーブ、中点クリック付の2連ボリュームを使えば楽と言えば楽なのだが、値段も高いしそんなの持ってない。(ボリュームのカーブの話はボリュームの抵抗変化特性について東播ラビットおやじのブログさんのところがわかりやすい)

lpc1114+mbedで作るTOMIX 5001ニューパワーユニット風PWMパワーパック(1)_a0008202_2241057.jpg

 在庫の中に中点クリック付の10kΩ Bカーブのボリュームがあったのでこれを使う。中点クリックがあるとは言え、これは所詮普通のBカーブのボリュームなので中点は電気的には直接わからない。
 中点検知は電源投入時にはボリュームを中点にセットするという前提でソフト的にキャリブレーションすることにする(アルプス製だけあって、中点の抵抗を測定したらほぼぴったり50%ではあったが)。

 回路は簡単、この通り。先の習作からほとんど変わっていない。
lpc1114+mbedで作るTOMIX 5001ニューパワーユニット風PWMパワーパック(1)_a0008202_0315677.png
(クリックすると大きくなります)

lpc1114+mbedで作るTOMIX 5001ニューパワーユニット風PWMパワーパック(1)_a0008202_22405756.jpg


 ソフトも簡単。最初に中点をキャリブレーションして求めたら、その値を元に中点から左に回しているか右に回しているかを判断し、左右に応じて前後進させている。

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#include "mbed.h"

AnalogIn vThin(dp9);
AnalogIn vIlin(dp10);
//AnalogIn vDirin(dp11);
InterruptIn vRstin(dp13);

DigitalOut vLDir(dp14);
DigitalOut vRDir(dp28);

PwmOut rPwm(dp24);
PwmOut lPwm(dp18);

Ticker tick1;
float fMid;
float fLlim;
float fRlim;
int iIntlim;

void mid_reset(){
if (iIntlim >= 0){
fMid = vThin;
// 中点から外れすぎていたら無視
if (fMid < 0.4f || fMid > 0.6f){
fMid = 0.5f;
}
// 中点遊びの設定 1%
fLlim = fMid * 0.99f;
fRlim = fMid * 1.01f;
// 1秒間は再リセットを無視
iIntlim = -50;
}
}

void tick(){
float fThin;
float fIlin;
float fArrin;

fThin = vThin;
fIlin = vIlin;

if (fThin > fLlim && fThin < fRlim){
rPwm = 0;
lPwm = 0;
vLDir = 0;
vRDir = 0;
}
else if (fThin <= fLlim){
rPwm = 0;
fArrin = 1 - (fThin / fLlim);
lPwm = 0.2f * fIlin + (1 - 0.2f * fIlin) * fArrin * fArrin * fArrin;
vLDir = 1;
vRDir = 0;
}
else{
lPwm = 0;
fArrin = (fThin - fRlim) / (1.0f - fRlim);
rPwm = 0.2f * fIlin + (1 - 0.2f * fIlin) * fArrin * fArrin * fArrin;
vLDir = 0;
vRDir = 1;
}
}

int main() {
// 初期化
vRstin.mode(PullUp);
mid_reset();

rPwm.period_us(33);
lPwm.period_us(33);

vRstin.fall(&mid_reset);

tick1.attach(&tick, 0.02);

while(1) {
}
}
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 ソース中、fArrin(計算で導いたスロットル開度。値は0~1)を3乗しているのは、低速域での操作性を良くするために、ボリュームで言えばAカーブのような特性にするため。
 また、習作のパワーパックで常点灯ボリュームに使っていたIlボリュームは、出力の最低値(中心から少し動かした時の値)を動力ごとに調整する役目を持たせています。
 合わせて図にすると下のようになります(横軸がThボリュームの回転、縦軸が出力の絶対値。黄線がIlボリューム最大時の出力、青線がIlボリューム最小時の出力)。Thボリュームが中心のときは出力は無しです。
lpc1114+mbedで作るTOMIX 5001ニューパワーユニット風PWMパワーパック(1)_a0008202_132170.png
(クリックすると大きくなります)


 * * *
 動力の整備や手元のレールでちょっと遊びたいときは、このように逆転スイッチが無いほうが気楽で良いですね。次はケースに組み込んで見た目を整えます。
# by r34_gtt | 2015-12-05 00:52 | 活動(鉄) | Comments(0)
鉄道フェスティバル2015に行ってきました。
 土曜日に鉄道フェスティバル行ってきました。家族と一緒に(死)

 当然思ったようには見て回れないのですが、トーマスショーw の隙にいいもの手に入れてきました。

鉄道フェスティバル2015に行ってきました。_a0008202_121360.jpg

 西鉄の復刻版車両カタログ、1000形、1100形、1200形です。と言うか、こういうの売ってたんなら早く言ってくれ。。。 西鉄好きにとっては1100や1200が実に渋くて良い。
 西鉄柳川駅、購入物福岡県民のブログさんのところより)によれば、以前は600形や5000形もあったようではないか! 欲しい!

 実は、今回購入したものは私が買おうとしたときは既に売り切れてしまっており、『これは欲しかった』と悔しがっていたところ、後ろに下げられていた見本を売っていただけたのだ。(む、むりやり売らせたわけではありません)

鉄道フェスティバル2015に行ってきました。_a0008202_121066.jpg

 特に1000形のカタログは40pもあり、今まで知らなかったような詳細について教えてくれるまさに宝物。
鉄道フェスティバル2015に行ってきました。_a0008202_12776.jpg

 巻尾には沿線案内が載っており、福岡・北九州市内線や福島線は当然載っていますが、筑豊地区には炭鉱が残っていたり、筑豊電鉄の飯塚-福岡予定線も載っていたりするところが興味深いです。

 600などのカタログも欲しいな。。。
# by r34_gtt | 2015-10-12 01:23 | 活動(鉄) | Comments(0)