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Android powerpack(略してドロパック)(1)-構想編
 またまた随分間が空きました。

 最近、Android開発に興味がありまして、どうせやるなら模型に関係するものを。との思いでパワーパックを作ることにした。プラットフォームとしては、Androidにアクセサリ的なハードを追加するAOA(Android Open Accessory)というインターフェイス仕様に対応したICであるFT311Dを選びました。

 FT311DはAndroidに接続するだけで、GPIO, UART, PWM, I2C Master, SPI Master/Slaveのいずれかの機能を提供します。AOAに対応したチップは他にもありますが、FT311Dはチップ側のプログラミング無しでandroid側のプログラミングだけで上記機能を使えるのが特徴です。

 能書はともかく、まずはハード設計です。FT311DデータシートのPWMの場合の回路例ほぼそのままで、こんな構成で考えていました。
Android powerpack(略してドロパック)(1)-構想編_a0008202_013776.jpg


 キモとなるFT311DについてはFT311D Development Moduleという開発用ボードを使えば手っ取り早いのですが、コスト削減のためにチップ単体でRSオンラインから購入しました
 しかし無事FT311Dを手に入れ、秋月のTQFP(LQFP)32ピン(0.8mmピッチ)変換基板にFT311Dをはんだ付けしたあたりで気づいたのですが、FT311DのPWM出力周波数は最大1KHzでした… orz
 コアレスモーターの駆動も考えると、やはり市販のPWMパワーパックのように20KHz以上のPWM周波数が必要でしょう。

 このくらいであきらめるわけにはいかない! FT311DはGPIO, UART, I2C, SPIといろいろな通信手段があるのだから、何か手はあるはず。Googleとの相談が始まりました。

(続く)
# by r34_gtt | 2013-03-14 22:14 | 活動(電気) | Comments(0)
マイクロエース キハ72系「ゆふいんの森」(1)
 年をまたいで久しぶりです。趣味の時間が取れなくて、なかなかネタをでっちあげることもできません。

 でも、このキハ72は(本当はTOMIXで欲しかったけど)買うしかないでしょう! なぜか発売がやたらと遅れましたが、出来はまず申し分ないです。

 このblogとしてはお約束の室内灯を入れていますが、時間がなくて暫定的な物です。
マイクロエース キハ72系「ゆふいんの森」(1)_a0008202_119195.jpg

マイクロエース キハ72系「ゆふいんの森」(1)_a0008202_435819.jpg

 こちらの記事と同様に、極小ブリッジダイオードQSBT40+LEDドライバ BCR401W+チップ電球色LED CL-822-U1Lの組み合わせです。
マイクロエース キハ72系「ゆふいんの森」(1)_a0008202_1225420.jpg

 光のムラが発生しているので、そのうち改良します。

 また、外部からよく見えるビュッフェ部だけはちょっと加工を。
マイクロエース キハ72系「ゆふいんの森」(1)_a0008202_124041.jpg

 カウンター壁やカウンターテーブルに色を入れました。また、フローリングの表現のために、Excelで作った0.5mm幅のシマシマ(70mm幅のフローリングらしいので70 / 150 ≒ 0.5mm)をラベルシールに印刷したものを貼っています。これもそのうち紙シールからフィルムのものに変えたいと考えています。

マイクロエース キハ72系「ゆふいんの森」(1)_a0008202_1304150.jpg

 室内灯を点けるとこんな感じです。金メッキされた手すりなども表現してみたいですね。
# by r34_gtt | 2013-01-16 01:35 | 活動(鉄) | Comments(2)
ThinkPad R61 自分用 大事な情報
ThinkPad のブラウザキーがウザくて仕方がない(2) - 無効化ではなく Page Up/Page Down にしてみる。ThinkPad Geometry
 ThinkPadでBlogを書いているときは特に切実。実施済。

ThinkPad R61e ファン・アセンブリーの分解&グリスアップMacオペレータのつぶやき
 実施済。

ThinkPad SSD/HDD交換手順ThinkPad Love
 R61のHDDはもう5年も経ったものなので、壊れる前にSSDにしてしまおうかと。

ThinkPad X61のSATAコントローラをSATA-II 3.0G bps化してみましたTakeshi Fukuhara's Blog - Takeshi Fukuhara's Website
 SSD化するならば、ついでに非公式BIOSにすればSTATA-IIモードが使用できるようになって速度向上。
 ↓
Thread: T61/X61 SATA II 1.5 Gb/s cap - willing to pay for a solutionLaptop Reviews - Notebook Reviews and Computer News

ThinkPad T60/T61/R60/R61/Z60/Z61のキーボードToday's nonsense
 R61と互換性のあるキーボードの情報。

ThinkPad T60 + BCM70015a24::場内進行中
 アクセラレーター
# by r34_gtt | 2012-10-02 23:47 | 活動(PC) | Comments(0)
ThinkPad R61 液晶ヒンジのグリスアップ と キーボードライトの白色LED化
 ベッドサイドPCとして活躍中のThinkPad R61。とても気に入って使用しているのだが、液晶のヒンジが固い。
 こういうのはストレスが破壊を、破壊が破壊を呼ぶので、早めの手当てが必要。しぶしぶ分解。それだけではテンションが上がらないので、ついでにキーボードライト(ThinkLight)のLEDをオレンジ色から白色に交換することにした。

ThinkPad R61 液晶ヒンジのグリスアップ と キーボードライトの白色LED化_a0008202_2355518.jpg

 またもやハードウェア保守マニュアルに従い、今度は液晶ベゼルを取り外し。ベゼルの上側と下側は両面テープで液晶パネルと固定されているので慎重にはがす必要があった。
 プチプチは言うまでもなく液晶の保護のため。こういうのはサボらないほうが良い。

 この後、液晶パネルを液晶カバーに取り付けているネジを外し、しかしパネルとカバーは分離しないようにテープで液晶の上側で留めた。これでヒンジをじっくり見ることができる。

ThinkPad R61 液晶ヒンジのグリスアップ と キーボードライトの白色LED化_a0008202_2404068.jpg

 ヒンジは外見上は問題ないが、半密閉されていて摺動部にアクセスできない。唯一給脂できそうなのがココから。グリス量が思い通りに制御できないので気が進まないが、スプレーグリス(クレ シリコングリースメイト:もしヒンジ部に樹脂が使われていても樹脂を犯さない)を使うことにする。

※その後、IBM ThinkPad X21 Repair Reportkawamata.com)というページを見つけた。ヒンジのハウジングの中に多板クラッチ的なものが入っていて、その摩擦で適度な抵抗を産み出しているようだ。

ThinkPad R61 液晶ヒンジのグリスアップ と キーボードライトの白色LED化_a0008202_2412260.jpg

 余計なところにグリスが飛散しないように、またグリスがヒンジのハウジングの中に集中して注入されるようにマスキングする。
 さあ勇気を持ってプシュ(ごく一瞬)。左右ともグリスアップ後、はみ出たグリスは拭き取り、液晶を開閉してグリスを馴染ませる。まだ致命的に壊れていなかったようで、適度な重さになりました。

※この後、さらに馴染みが進んでいってさらに軽くなった。スプレー直後、何度か開け閉めした後を10とすると次の日は8、その次の日は7という感じでだいたい落ち着いた(ちなみにグリスアップ前は体感的には20くらい)。会社で使っているThinkPad T520と比べて、ほぼ同等の軽さだ。

ThinkPad R61 液晶ヒンジのグリスアップ と キーボードライトの白色LED化_a0008202_2425261.jpg

 気を良くして次はThinkLightのLED交換。ThinkLight基板を外して(基板をわずかに浮かせて引っ張れば外れる)、オレンジ色チップLEDを取り外し。面倒くさかったので、液晶パネルから外さずに作業してます。一応厚紙で断熱(のつもり)。
 代わりの白色LEDは秋月で買った日亜NSSW157T。後はビクビクしながら半田付けするだけ。組立前に動作確認し、無事光りました。

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(クリックすると大きくなります)

 元のオレンジ色LEDより格段に明るくなり、暗闇でも楽々とキーボードを見れます。元のLEDより薄いので照射範囲が狭くなるのでは(本来のLEDより引っ込んでしまうので)と危惧していましたが杞憂でした。
 手間ばかりかかっていますが、愛着は増しました。
# by r34_gtt | 2012-09-26 07:00 | 活動(PC) | Comments(0)
そこそこのPCを買う(2) - ThinkPad R61
 で、自分用遊びPCとして買ったのがSatellite J71と同世代のThinkPad R61。情報やパーツの入手性の良さが決め手です。J71より少し高級化してCore2 DuoでWSXGA+(1680x1050)機だ。それでも値段は1万円札で余裕でお釣りが来ました。いい時代だなぁ。
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 しかし、なんかファン音が大きい。"ThinkPad r61 ファン"でググると、音が大きい状態からFAN Errorを出して起動出来なくなる傾向があるらしいので、ボディや内部のクリーニングのついでに予防的に対策。

 分解とクリーニングに使ったのは以下のもの
・+ドライバー(No.00、No.1)
・タミヤ モリブデングリス
・ヒートシンク用グリス
・赤ちゃんのお尻拭き(厚手のウェットティッシュ)
・綿棒(普通のと細いの)
・古ハブラシ
・メラニンフォーム
・水抜剤(イソプロピルアルコール)

 R61のハードウェア保守マニュアルMacオペレータのつぶやきさんのところのThinkPad R61e ファン・アセンブリーの分解&グリスアップを参考にさせていただき、さくっと分解。
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 。。。。。これは外部からじゃ清掃できない。分解してよかった。
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 エアダスターや歯ブラシ、綿棒とアルコール(いつもの水抜剤)で放熱フィンやファンを清掃。ファン軸受は細い綿棒+アルコールで拭き取って、タミヤのモリブデングリスをごく少量注入。
 外装部品も赤ちゃんのお尻拭き、メラニンフォームを駆使して隅々までクリーニング。
 そして再組み立てついでにメモリを1GBx2に。無事静かになりました。

 しかし、XPをインストールしようとすると、今度は『ファイル名をコピーできません。Windows XP CD-ROMのラベルのついたCDを…』のエラー。メモリ交換を行った後でもあるし、経験上メモリ不良やメモリの取り付け不良の可能性が高い。また分解してメモリやメモリスロットを清掃。スロットは名刺にアルコールを染み込ませたもので清掃した。

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 無事インストールが進むようになって、XP稼働。絶対的なマシンパワーはG570と比べてはいけないが、筐体やキーボードの造りと高解像度液晶などは勝っている。キーボードが使用感があるので、交換したいところ。あとはアドバンスド・ドックかせめてアドバンスド・ミニ・ドックが欲しい。

おまけ:ハードウェア保守マニュアルを見ていたら、"Common service tools"(共通保守用部品)として、"Screw driver kit 95F3598"(いわゆるドライバーセット)があった。どんなものかとググると…
ThinkPad Loveさんのところの工具
 HOZANのD-22そのものですね。市価千円くらいでしょうか。ご、御愁傷様です。。。。
# by r34_gtt | 2012-09-17 09:12 | 活動(PC) | Comments(0)